【大学受験】合格できる人・合格できない人の違い

こんにちは!ナンリケを運営している現役医大生のりょうです!
今回は志望校に合格する人と合格しない人の違いについての記事です!

question
・合格できる人とできない人の違いは?
・何に注意すれば志望校に合格できるの?
・絶対に志望校に合格したい!

このような疑問に答え、志望校合格に向けて何が大切かを解説していきます!

合格できる人とできない人の違い

まずはどのような違いがあるかを簡単に説明していきます。

1つ目:勉強時間
2つ目:受験勉強開始時期
3つ目:勉強法の研究をしているかどうか
4つ目:熱意

大きくこの4つが合格できる人と合格できない人の違いになります。
これからそれぞれを詳しく解説します。

勉強時間について

理系大学難易度別必要勉強時間の方でも書いていますが、志望校に合格するためにはそれなりの勉強時間を確保する必要があります。
当たり前に理解しているはずですが、難関大と呼ばれる大学への合格を目指すほど多くの勉強時間が必要です。
例えば難関大合格者の中で受験日までに半年しかないのに1日3時間しか勉強しない人は基本的にはいません。
東進さんのデータだと難関大合格者の高校3年時の勉強時間(授業除く)は1日6時間48分でした。
必ずしもこの時間以上勉強しないと合格できないわけではありませんが、難関大合格者は平均的にこのくらい勉強しているということです。
大学受験は基本的に暗記しているかどうかの試験であるため、学力は勉強量に比例します
みなさんが想像する天才と呼ばれる人がいるのは事実です。
参考書を見ただけで暗記できてしまう人などがこれに挙げられます。
この人たちは勉強量が極端に少なくても学力は非常に高い場合が多いです。
しかし天才と呼ばれる人たちは日本全国で考えても同年代で数人〜数十人程度しかいません。
ほとんどの人にとっては”天才”と競うということはありません。
このような例外を除くと学力が高い人と低い人の差は勉強量であることがほとんどです

ただ少し難しいのがこの勉強量には積み重ねがあるので、現時点で同じ勉強量を確保していても小中学校の時にたくさん勉強していた人と全く勉強していなかった人では学力に差が出てしまいます。
この過去の勉強量の差を無視して「同じ時間勉強しているのに成績が追いつかない!地頭の差がある!」と思考停止になってしまうこともあるかもしれません。
もちろん地頭や要領のようなことも学力には影響しますが、それはすごく大きな差になるわけではありません

point

学力は地頭や要領よりも勉強量に比例する!


これはどのような根拠で話しているかというと、現在医大生である僕の経験によるものです。
医学の勉強はこれまでしてきた小中高の勉強とは全く違う範囲になるためこれまでの積み重ねのようなものはほとんどありません。
僕が通っている大学はみなさんが知っているような超進学校出身で現役で入学した人や高校を中退してそこから何年も頑張って入学した人もいます。
いわゆる進学校と呼ばれている人は一般的に地頭が良いという印象があると思いますが、実際に大学の試験の結果などを見るとどちらの学生もそこまで変わらない点数をとっています。
このことから地頭や要領みたいなものは暗記に関してはそこまで関係ないのではないかという考えに至りました。

要するに何が言いたいかというと、地頭や要領の良さなどよりも勉強時間の多さが学力に直結するので
「自分は要領悪いから、、、」と諦めないで自分の志望校に向けて勉強を進めていってほしいと思っています!

受験勉強開始時期

次に受験勉強の開始時期について話していきます。
勉強時間にも大きく関わりますが、難関大に合格するためには4000時間近く勉強する必要があります。
この時間を確保するためには単純に考えて1日10時間勉強しても400日=1年以上の期間が必要になってきます。
実際に高校に通いながら1日10時間も勉強できる人は非常に少ないと思いますので、1年よりもさらに多くの期間、受験勉強に向き合わないとならないのです。

また受験勉強開始直後から効率の良い勉強ができるわけではありません。
日々勉強していく中で「どのようにしたらもっと少ない時間で多くのことを暗記できるようになるのだろう?」と試行錯誤して徐々に効率の良い勉強になっていくのです。
本気で勉強に向き合う時間が多ければ多いほどより効率の良い勉強をすることができるようになり、さらに勉強時間も結果的に多くなるので受験勉強を早く始めれば始めるほど合格可能性は上がっていきます。

具体的にいつ頃から受験を意識した勉強を始めればいいかというと、
難関大を志望している人:2年生の夏前から
中堅大を志望している人:2年の冬から
とイメージしてください。

勉強法を研究しているかどうか

これはしていない人が圧倒的に多いと思います。
案外ここの差は大きく、上で話したような”要領の良い人”は勉強量の他に勉強法を知っている可能性があります。
もしくは無意識に効率の良い勉強法をできている場合もありますが。

勉強法や記憶術と聞くと「怪しい。。。」とか「そんなの知っても意味ないっしょ」と詐欺のように思う方もいるかもしれませんが、要は効率よく知識を暗記する技術のことなのです
知っているかどうか、意識しているかどうかで同じ勉強時間でも吸収できる知識量が変わってきます。
他の人よりも2倍以上効率が良く暗記できます!とはいきませんが、1.1倍〜1.3倍には努力次第でなります。
数字上ではあまり変わらないような気がしますが、大学受験の勉強は非常に多くの時間をかける競技のようなものなのでこの1.1倍が大きな差になるのです。
例えば難関大に合格するためには4000時間必要だと言いましたが、他の人の1.1倍の効率で勉強できる人は
3600時間程度の勉強量を確保することで難関大に合格できるのです。
その差は400時間、1日8時間の勉強だと仮定すると50日≒2ヶ月の差があるということになります。

この勉強法はどこから情報を仕入れればいいかというと、僕のような情報発信者のモノを参考にする、書籍などで学ぶなど様々な方法がありますが、オススメはYouTubeやブログなどで空いている時間(登校中やトイレなど)に調べることです。
もちろん僕も勉強法について発信しています。
僕は受験期に脳や記憶についての書籍、勉強法について語っているYouTubeチャンネルなどでたくさん学んでいるため、それらの情報を僕の体験と交えながら体系的にまとめて提供していきます。
何から始めれば良いかわからない方はぜひ僕のYouTubeやブログを参考にしていただけると幸いです。

熱意

精神論のように感じるかもしれませんが、実はこれが一番大切かもしれません。
多くの時間を勉強という全然面白くないこと(もちろん楽しい部分はありますが)に費やすためには”熱意”がとても大事になってきます。
みなさんが志望大学を決める上での理由は色々とあると思います。
「モテたい」「いい大学にいって自慢したい」「将来金持ちになりたい」「とりあえず上京したい」「がんの薬を開発して多くの人を救いたい」など不純な動機から崇高な動機まであると思います。
しかしどんな想いかよりもその想いがどれだけ強いか、が大学受験においては非常に大事になります。
「とにかくモテたいから偏差値の高い大学に入るんだ!」という一見不純な動機で東大を目指したとしても、勉強して合格してしまえば結果しか周りには見えません。

”熱い想い”がないと1年以上受験勉強に集中するのは難しいです。
そのためまずは動機になる部分を見つけていきましょう!
一番王道の方法としてはオープンキャンパスに参加してモチベーションを上げることです。
大学のパンフレットを取り寄せて大学の特徴などをそらべて見るのもいいかもしれません。