【偏差値70現役医大生】成成明学、芝浦工、東京電機レベルに受かる参考書 勉強時間
初めまして!
現役医学生のりょうです!
軽く経歴を紹介すると、理系3科目と英語の合計偏差値が53の状態から1年間で偏差値70の医学部に合格したものです!
どんな経歴の人でも役に立つ受験情報を提供しています!
私立では偏差値55〜57.5、国公立では偏差値50〜52.5の大学を志望している人に向けた情報です。
・芝浦工業大学や東京電機大学ってどのくらい勉強したら受かるの?
・山形大や弘前大に受かるにはどのレベルの参考書まですればいいの?
多くの難関大学合格者が一番効率がいいと考えている独学での参考書の学習を前提としてお話しします。
まだ志望校が決まっていない人はこちらを参考にしながら、どの大学に向けて受験勉強をするかを決めましょう。
対象大学
1番受験者数が多く、問題の難易度もちょうどいい河合塾の偏差値をもとに作成しています。
成成明学の中の成蹊大学、芝浦工業大学、東京電機大学、東京都市大学、工学院大学など
岐阜大、山形大、徳島大、弘前大、などの標準レベルの国公立大学全般
滑り止めの大学として候補に上がるのは日東駒専などがあります。
使用すべき参考書
成蹊大学、芝浦工業大学、東京電機大学、東京都市大学、工学院大学などに受かるための参考書を紹介します!
このレベルの大学に受かるには共通テストだと入試科目全てで70〜75%の得点率を必要とします。
主に数学では、共通試験よりも難しい問題が出ることもありますがあまり気にしなくてもいいです。
難しい問題の対策には時間がかかりますし、合格するためには必要ないことが多いからです。
それよりもまずは全ての科目で、共通テストで常に70%以上を得点できるようにしてから時間が余れば難しい問題の対策に入るという、順番で勉強していきましょう。
それでは科目別におすすめの参考書を紹介していきます。
詳しい参考書の使い方を知りたい人は、科目別勉強法を見てください。
数学
下記の二つの参考書を習得すれば合格はほぼ見えていきます。
初めから始める数学シリーズ
この参考書をするべき人は、数学で偏差値50に到達していない人や、苦手な分野がある人です。
載っている問題はかなり易しい問題が多く、偏差値50を超える人にはわかる問題がほとんどだと思います。
しかし偏差値が50を超えていても、例えばベクトルが苦手で教科書例題の問題でもわからないものがあると言う人にはおすすめで、その苦手なベクトルだけを学習すると効率よく基礎力がつきます。
この参考書は1問あたりの解説の量がどの参考書よりも多いと思います。
背景知識が0でもわかるまで教えてくれる塾講師のような参考書です。
到達目標:苦手分野の問題を問題文だけを見て答えを出せるまで。
基礎問題精講
武田塾さんなどの多くの有名な塾からおすすめの参考書です!っていう紹介があったのでこの参考書は知っている人も多いと思います。
僕も受験期時代には一番お世話になったと言ってもいいくらい使い込んだ参考書です。
多くの塾からおすすめされている通り、非常に素晴らしい参考書です。
どこが素晴らしいかを説明していきます。
まずは持ち運びやすい大きさと重さです。
網羅性の高い数学の参考書は大きくて重いののが多い中、こんなにコンパクトな参考書はなかなかありません。
参考書を何冊も持ち歩く受験生にとって、これはメリットになります。
次に先ほども言いましたが網羅性が高いところです。
基礎問題精講のみをやるだけで、共通テストは90%を超えることができるし、偏差値65くらいまではいけます。
多くの人は基礎問題精講を過小評価しており、センター試験80%以上を目指している人はもっとレベルの高い参考書を使いましょう、とか偏差値60以上の人には簡単すぎるとか聞くことがありますが、そういう人に基礎問題精講の問題を解かせてみてもせいぜい6,7割くらいしか解けないと思います。
基礎問題精講の例題、演習問題を含めた全ての問題をどの順序でテストしても答えまでしっかりと出せるまで繰り返して学習すれば、共通テストは90%、偏差値63〜65には到達します。
このページを見ている人は偏差値55〜57.5を目指していると思うので、全ての例題を解けることを目標に学習していきましょう。
演習問題には手をつけなくて大丈夫です。
最後に網羅性が高いのに問題数が少ないことです。
チャートやFOCUSGOLDなど網羅性が高い参考書はたくさんあります。
しかしそれらは問題数が非常に多いです。
例えば青チャートで言えば1A〜3までのすべとの問題を足すと3000問以上になります。
しかし基礎問題精講は同じく全ての問題を足しても900問程度です。
なんと基礎問題精講は青チャートの3分の1くらいの問題数しかありません!
ただ問題数が少ないだけでは意味がないのですが、基礎問題精講はそれに加えて網羅性も高いのです!
この問題数が少ないことと網羅性が高いことが合わさると無敵です。
理系大学志望の全生徒は基礎問題精講をやるべきです。
習得目標:例題のみ問題だけを見て解ける問題が9割以上になるまで。
英語
英語の学習は特に勉強法や参考書をやる順番も大事になっていきます。
結論だけ書くと単語→文法→英文解釈→英語長文です。
詳しく知りたい方は科目別勉強法を参考にしてください。
ターゲット1200、1400
ターゲットシリーズの出版社である旺文社のホームページに説明がありますが、ターゲット1200は高校初級から共通テストレベル、ターゲット1400入試必修から中堅私立大学レベルになっているようです。
ですからこの単語帳さえしておけば、単語についての心配はありません。
またターゲットシリーズはシンプルな作りをしていて、単語と日本語を一対一で暗記していくタイプです。
とにかくこれだけを仕上げれば単語はどうにかなります。
やり方は詳しく書いた記事があるのでそれを参考にしてほしいのですが、単語には受験当日まで毎日続けると思ってください。
また英単語は単語帳で勉強すると順番で覚えてしまうこともあるので、カードでランダムで勉強することをオススメします。
到達目標:2つの英単語帳の英単語を9割以上英語のみを見て日本語に訳せるようになる。
高校英文法をひとつひとつわかりやすく。
内容は基礎となっていますが、センター試験の文法問題では7〜8割を得点できます。
(共通テストには文法問題がありませんので割愛します。)
偏差値60以下の私立大学と偏差値55以下の国公立大学を目指しているのであるばこれで十分です。
今は長文読解が入試問題の主となっているので、無理をしてNEXT STAGEなどの重い参考書をやらないようにしましょう。
到達目標:9割以上の問題をヒントなしで根拠を示しながら解くことができる。
英文読解入門 基本はここだ!
英文読解や和訳が苦手という人にもおすすめできる、易しめの参考書です。
入試英語において一番配点が高い長文読解に入る前にまず、短い文章で正しく訳せることが必要になります。
その時に使う参考書がこの「英文読解入門 基本はここだ!」です。
この参考書は50題しかありませんが、基本的な英文を訳す準備としては十分すぎるほどです。
この参考書を習得することで、長文読解を円滑に進めることができるようになります。
到達目標:全ての英文を正しい日本語に訳せる。解説ページの暗記事項を全て覚える。
大学入試 英語長文ハイパートレーニング レベル1 レベル2
いよいよ長文読解に入ります。
大学入試の英語において一番配点が大きいのでとても大事になります。
このレベル1のレベルは難関高校〜一般大学入試、英検で言うと3級〜準2級あたりになります。
問題数は12個あります。
レベル2は共通テスト〜中堅大学入試、英検準2〜2級にあたります。
問題数は12題あります。
これは全て出版社である桐原書店のホームページに書いてあります。
ハイパートレーニングは英語長文問題集の中でもトップクラスに解説がしっかりしています。
全ての文にSVOCなどが書かれていて、わからない英文があったとしても安心して進めることができます。
さらに音読用の白文やCDなども付いているため、復習をするにもとても便利です。
わからねい単語が出てきたらしっかりと覚えるようにしましょう。
この参考書を習得できれば、過去問に入ることができます。
到達目標:全ての問題を根拠を持って正答に導ける。全ての長文を10回以上音読する。
化学
理科は私立大学ではほとんどの大学で1科目のみとなります。
ですので化学、物理、生物から1つを選べばいいのですが、主におすすめなのは化学ですが、数学が得意な人は物理を、暗記が得意なら生物をおすすめします。
理科の選択は大事になるのでしっかりと考えましょう。
ただし理科2科目を必要とする大学では化学+物理or生物、の選択が勉強しやすいと思います。
大学や学部によっては理科の科目が指定されている場合があるので、自分の志望校や志望学部の入試科目を確認しておきましょう。
宇宙一わかりやすい高校化学シリーズ
初学の人でも使いやすく、しっかりと完成させれば共通試験レベルでは7割を目指せる参考書がこちらになります。
ページの左側が文字での説明、右側がイラストによる説明になっていて論理的にも視覚的にも理解がしやすいです。
途中でその説明を元に解ける問題が挟まれていたり、別冊で薄い問題集もついているので、理解だけでなく問題演習としても使うことができます。
本書部分の説明を読んでそこに対応する別冊問題集の問題を解いていく、と言うやり方で進めていきます。
理論、無機、有機で別々の3冊になっていて、1冊のページ数はとても多いですが読みやすい文章とイラストで書かれているので1日2〜3時間化学の勉強時間が取れれば、3〜4週間で1冊終わると思います。
無機は暗記の要素が強いのでじっくり時間をかけて1周するよりは、さっさと読んで1ヶ月で3周するようなイメージで進めていきます。
到達目標:全ての問題をヒントなしで解ける。人に教えられるくらいの理解度まで完成させる。
セミナー化学、センサー化学、リードα、エクセル化学総合版など
たくさんの参考書を書きましたがほとんど同じレベル、問題数となっています。
僕のおすすめはセミナー化学ですが、市販はされていないので代わりになるエクセル化学などでもいいと思います。
理科は解けなければいけない問題数が数学よりも少ないため、少ない勉強時間で偏差値を上げることができます。
ですので、数学と英語で合格最低点を取れるようになってから、理科の点数を合格最低点+10%目指すという戦略をおすすめします。
この問題集の全ての問題を解けるようにすれば東大京大関わらず全ての大学で合格最低点を取ることができるようになります。
しかしこれは逆に注意しないといけないことでもあり、無理に全ての問題を習得しようとすると結局基礎も固まらないまま受験を迎えてしまうことになります。
芝浦工大や東京電機大などのレベルを目指すのであれば、基本問題さえ解くことができればいいので応用問題や入試問題などは全て飛ばしてしまいましょう。
セミナー化学で言えば基本例題と基本問題のみで大丈夫です。
到達目標:基本問題や基本例題(応用問題など以外)の問題を9割以上ヒントなしで解けるようにする。
物理
理科の中で一番多くの人が選ぶのは化学ですが、僕の経験では物理が一番早く偏差値が上がります。
だからといって万人におすすめできるわけではなく、数学が好き、得意って人におすすめします。
理由は簡単で、勉強の進め方が数学に近い科目だからです。
計算が多い点も非常に似ています。
ですから逆に数学が不得意な人にとっては学習がしづらい科目となっています。
正しい順序や参考書で学習していけば、高偏差値を目指せる科目でもあります。
宇宙一わかりやすい高校物理シリーズ
化学でも紹介したシリーズです。
とにかく初学者から使いやすく、しっかりと習得したときの完成度の高さは素晴らしいです。
初学の人でも使いやすく、しっかりと完成させれば共通試験レベルでは7割を目指せる参考書がこちらになります。
ページの左側が文字での説明、右側がイラストによる説明になっていて論理的にも視覚的にも理解がしやすいです。
途中でその説明を元に解ける問題が挟まれていたり、別冊で薄い問題集もついているので、理解だけでなく問題演習としても使うことができます。
本書部分の説明を読んでそこに対応する別冊問題集の問題を解いていく、と言うやり方で進めていきます。
到達目標:全ての問題をヒントなしで解ける。人に教えられるくらいの理解度まで完成させる。
基礎問題精講
数学でも同じシリーズを勧めています。
150問程度しかありませんが、しっかりと全範囲の入試標準レベルの問題を網羅しています。
またポイントや着眼点などに問題を解くための思考方法がまとまっているので、そこもしっかり暗記しましょう。
物理はたくさんの問題を解くよりも1つ1つの問題を丁寧に理解することが大事です。
この参考書の問題数は少ないですが、1つ1つの問題をしっかりと理解できれば芝浦工大や東京電機大の受験に対応できます。
到達目標:必修基礎問をヒントなしで解くことができる。(演習問題などはとかなくて良い)
必要勉強時間
合格に必要となる最低勉強時間はおおよそ1500時間となります。
1日に何時間くらい勉強できるかで受験勉強開始時期は変わりますがほとんどの人は半年以上、要するに7月ごろから開始するのが良いと思います。
大体ですが平均で5〜7時間は毎日勉強時間をしましょう。
受験まで半年ある人は初めの2ヶ月半は英語と数学だけに全振りしましょう。
理由は英語と数学は学習内容が多いことと、配点が理科に比べて大きいことがあるからです。
まずは英語と数学で基礎力をつけ、ある程度点数が取れるようになってから理科を開始しましょう。
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